千と千尋の神隠しには何が描かれている?心理学から映画を分析!

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千と千尋の神隠しには何が描かれている?心理学から映画を分析!

日本でも人気の高いジブリ映画ですが、数ある作品の中でも世界的にも大ヒットした作品と言えば『千と千尋の神隠し』です。皆さんの中にも鑑賞したことのある方が多いでしょう。『千と千尋の神隠し』は現実っぽさもありながらファンタジックな世界観も持つ作品です。そしてこの作品は、心理学の視点から見ると、さらに奥深い作品に見えてくるのです。

そこで今回は、『千と千尋の神隠し』を心理学の視点から分析してお話したいと思います。

 

長いトンネルを抜け、両親が豚になってしまうのはなぜか

長いトンネルを抜け、両親が豚になってしまうのはなぜか

暗く、長いトンネルは産道を暗示していると考えられます。ストーリーは、千尋がトンネルを通った向こう側の世界で始まります。ですから、千尋はトンネルを通って生まれたと言えるでしょう。そして、トンネルの向こう側では両親が豚になってしまいますが、これは人間の欲望を暗示しています。子どもにとって両親は自分を守ってくれる大きな存在ですが、成長する過程で両親にも欲望があり、人であるということに気付きます。

 

名前を失ってしまうことの意味とは

名前を失ってしまうことの意味とは

名前は、アイデンティティを指しています。千尋は名前を奪われ「千」とされてしまいますが、この描写は成長する中で社会や他者などによってアイデンティティを奪われることを暗示しています。また、成長期には「自分とは何か」「自分らしさとは何か」というアイデンティティの問題にぶつかることが多くあります。したがって、千尋が最後に名前を取り戻すというのは、「自分とは何か」という問題を乗り越え、アイデンティティを取り戻して成長したと言えるでしょう。

 

印象的なカオナシは何を指しているのか

印象的なカオナシは何を指しているのか

『千と千尋の神隠し』には印象深いキャラクターがたくさん登場しますが、中でも重要なキャラクターと言えばカオナシでしょう。カオナシは名前も「顔無し」と読むことが出来るキャラクターであり、顔が大きく関係しています。

カオナシの存在は、心理学的に見るとペルソナだと言えます。ペルソナとは仮面を指しており、対人関係において状況や相手に合わせて付け替える仮面です。仮面の付け替えには欲求や欲望が関係しています。したがって、カオナシの登場シーンは人間の善悪を暗示していると言えると思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。『千と千尋の神隠し』は映画作品としても十分に楽しめる作品ですが、心理学の視点から見ると主人公の千尋の成長を暗示する描写が多く見えます。作品のストーリーを楽しむことも素敵ですが、心理学的なエッセンスを感じながら見ると、より奥深いストーリーに感じられます。皆さんも『千と千尋の神隠し』を鑑賞する際には心理学的な観点を意識してみてはいかがでしょうか。

 

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