フェルミ推定で自動販売機の数を割り出してみよう!フェルミ推定の仕組みや役割とは

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フェルミ推定で自動販売機の数を割り出してみよう!フェルミ推定の仕組みや役割とは

突然ですが、質問です。日本に設置されている自動販売機の数は何台でしょうか?おそらく、すぐに答えられない方が多数を占めるでしょう。日本には、あちらこちらに自動販売機が設置されていますから、その数を割り出すことは難しいです。しかし、フェルミ推定を使うと割り出すことができます。それでは、フェルミ推定とはどのようなものなのでしょうか。この記事では、フェルミ推定の仕組みや役割についてお話します。

 

フェルミ推定とはどのようなものか

フェルミ推定とはどのようなものか

まず、フェルミ推定について解説します。フェルミ推定とは、実際に調べることが難しい量や数を、いくつかの手掛かりを根拠として、短時間で論理的に概算することを指します。フェルミ推定は、冒頭の自動販売機の数のような実際の数を調べることが難しいものの数や量を推論するものなのです。

フェルミ推定の名前は、ノーベル物理学賞受賞者であるエンリコ・フェルミがよく用いており、得意としていたことに由来しています。

 

フェルミ推定の役割とはどのようなものか

フェルミ推定の役割とはどのようなものか

それでは、フェルミ推定にはどのような役割があるのでしょうか。まず、思考力のトレーニングとしての役割です。フェルミ推定をするためには、いくつもの根拠が必要となり、それらを踏まえて推論をしなければいけません。したがって、フェルミ推定をすることで科学的な思考力を高めることができます。実際に欧米の学校では教育の一つとして取り入れているところもあります。

次にビジネスでの応用です。例えば、プログラミングをする際にはコーディングが必要ですが、一つのプログラムを作るためにどれだけのコーディングが必要なのかがわからなければ、仕事の進め方や必要な人員、仕事の割り振りを決められません。こうした時にはフェルミ推定によって、必要なコーディング量を割り出します。

 

フェルミ推定で自動販売機の数を割り出してみよう

フェルミ推定で自動販売機の数を割り出してみよう

冒頭で日本に設置されている自動販売機の数を質問しましたが、フェルミ推定を使って実際に割り出してみましょう。

例えば、1㎢の距離を歩き、その中に何台の自動販売機が設置されていたかを数えます。この時、50台あったとしましょう。次に、日本の面積は380,000 ㎢であり、その中でも人が住んでいる地域と住んでいない地域があります。ここでは、人が住んでいる地域を国土の30%とします。これらの根拠を元にすると、1㎢あたり50台×日本の国土380,000 ㎢×人が住んでいる地域である0.3という式が出来上がります。その答えは、5,700,000台となります。

気になる答えですが、2013年の日本自動販売機工業会のデータでは、普及台数は5,090,000台となっています。全く同じ数ではないにせよ、いくつかの根拠を元に計算式を作れば、実際に調べなくてもおおよその数を割り出すことができるのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。フェルミ推定とは、実際に調べることが難しいものの数や量を、既にあるいくつかの根拠を元に推論することです。フェルミ推定は、科学的で論理的な思考力をつけるために使用されたり、実際にビジネスの現場で正確な数を出すことが難しいものの時間や数などを見積もる際に使われたりしています。

皆さんも、思考力のトレーニングにフェルミ推定にチャレンジしてみませんか?

 

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