ピグマリオン効果とハロー効果の違いとは?

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ピグマリオン効果とハロー効果の違いとは?

ピグマリオン効果は、心理学を少し学んだことがある人なら聞いたことがあるかもしれませんが、これは全く別のハロー効果という現象と間違われることがあります。そこで今回は、内容は似てはいるものの実は全く別物である、ピグマリオン効果とハロー効果について違いを説明していきます。

 

ピグマリオン効果

ピグマリオン効果

まずピグマリオン効果ですが、これは人間は期待されると、期待された通りの結果を出してしまう傾向があるということを主張する効果です。

この効果を証明する実験に、有名なものがあります。その実験は学校で行われたもので、2つのクラスが用意されました。1つのクラスには成績の良い生徒達が集められ、もう1つのクラスには成績の悪い生徒達が集められました。その後、各クラスに担任を配置したのですが、その際に成績の良いクラスの担任には生徒達は成績が悪いと逆の事を教え、成績の悪いクラスの担任には成績が良いと逆の事を教えます。

そうすると、元々成績の悪いクラスは成績が上がり、良かったクラスは成績が下がったのです。これは先生の期待がそのまま生徒の結果に反映したとても興味深い実験です。

 

ハロー効果

ハロー効果

次にハロー効果ですが、これは誰かを評価するときにその人の一つの特徴で全てを評価してしまうバイアスの事を指します。そしてその評価は、実際に間違っている場合が多いところがこの効果が危ない所でもあります。

わかりやすい例は以下のような事柄です。

・話した事もないお店の店員を、可愛いからと言って性格も良いだろうと決めつける
・目つきが鋭くヒゲが生えている人を怖い人だと決めつける
・メガネをかけている人は頭が良いと決めつける

このように、人間は一つの特徴でその人全体を評価してしまう傾向にあります。

 

ピグマリオン効果とハロー効果の違い

ピグマリオン効果とハロー効果の違い

ピグマリオン効果とハロー効果を説明しましたが、2つの効果は似ているようで全然違います。ハロー効果は人を1つの情報でのみ判断してしまう傾向の事を言っているのに対し、ピグマリオン効果は期待されたら期待された結果を出す傾向を指しています。

ハロー効果で、「男の方が数学は得意だ」というバイアスを持った先生が授業をすることにより、クラスの中で男性の方が数学の成績が良くなり、女性の成績が悪くなると言ったピグマリオン効果に繋がる例は少なくありません。このようにハロー効果とピグマリオン効果は関連性が高いため、よく間違われがちなのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。最近流行りの心理学には様々な効果がありますが、似ているけども内容が異なるという場合も結構多いため、注意が必要です。正しく理解するようにしてくださいね。

 

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