ピグマリオン効果とゴーレム効果 心理学の実験から分かる両者の違いについて

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ピグマリオン効果とゴーレム効果 心理学の実験から分かる両者の違いについて

心理学を少しかじったことがある人なら聞いたことがあるかもしれないピグマリオン効果ですが、最近では教育やマネジメントの現場でもよく応用されています。今回はそのピグマリオン効果と、真逆の意味を持つゴーレム効果の2つをご紹介します。

 

ピグマリオン効果とは

ピグマリオン効果とは

ピグマリオン効果とは、人間が期待されると期待された通りの結果を出してしまう傾向のことを指します。例えば、上司が部下に期待をたくさんかけて育てると、元々凡人だった部下でも結果を出して期待通りに成長してしまうことがあるというものです。

これはピグマリオン効果の証明であり、人間は期待されるとその期待に答えような結果を出す傾向にあるのです。自分が部下を持つことになったら、期待していることをしっかりと部下に伝えてあげることが大切だということですね。

 

ゴーレム効果とは

ゴーレム効果とは

対してゴーレム効果は、ピグマリオン効果とは全く逆の効果を指します。ゴーレム効果は期待されないと人間は結果を出さないようになるというものです。

ですので、元々優秀だった新卒社員が、全く期待されず周りからも放っておかれると、優秀であるにも関わらず思うような結果が出せないということになります。

自分の持っている能力を最大限に出すためには、期待されるかされないかということが大きく関わってくるということになります。部下や生徒に期待しなければ育ってくれないということになるため、少なからず期待をかけてあげて、それをしっかりと伝えてあげた方が良いでしょう。

 

ピグマリオン効果とゴーレム効果の心理学実験

ピグマリオン効果とゴーレム効果の心理学実験

ピグマリオン効果とゴーレム効果を証明する一番有名な心理学の実験があります。その実験は学校で行われ、2つのクラスが用意されました。1つのクラスには成績の良い生徒達が集められ、2つ目のクラスには成績の悪い生徒達が集められました。

その後、各クラスに担任を配置したのですが、その際に成績の良いクラスの担任には生徒達は成績が悪いと逆の事を教え、成績の悪いクラスの担任には成績が良いと逆の事を教えます。そうすると、元々成績の悪いクラスは成績が上がり、良かったクラスは成績が下がったのです。

これは先生の期待がそのまま生徒の結果に反映したとても興味深い実験と言えるでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。自分のパフォーマンスに他人の「期待」が大きく関わってくるということは、なかなか驚くべき事実だと思います。

ある程度このような人間の傾向を意識することで、期待されない場合でも頑張って効果を出したり、期待されている状況でさらに効果を出したりすることができます。つまり、ある程度の心理学の知識があるだけで、他の人よりメリットがあると言えるでしょう。

 

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