リンゲルマン効果とその実験について

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リンゲルマン効果とその実験について

現代の日本では心理学が一般の人たちへも普及しつつあります。心理学はよく、人の行動を読んだり、性格を読んだりとものすごいスキルに思われがちですが、心理学の本質は普段の生活の何気ないことを説明している部分が多いのです。今回はそんな、日常の人間の行動を分析し、傾向を説明したリンゲルマン効果と、その実験内容についてご説明させて頂きます。

 

リンゲルマン効果とは

リンゲルマン効果とは

「リンゲルマン効果」とは、フランスの農学者である、マクシミリアン・リンゲルマンが20世紀に行った実験によって証明した人間の傾向のことです。日本語では「社会的手抜き」と呼ばれており、人は、一人でする行うよりも大人数でタスクを行う方が手を抜きやすい傾向があると証明されました。

これは、特に頑張っても評価されない時、報酬が変わらない時、他の人が努力していない時などに多く起こると言われています。

 

リンゲルマンの実験

リンゲルマンの実験

リンゲルマン効果を実証したリンゲルマンの実験では、石臼を回す作業、荷車を引く作業、そして綱引きの作業などの集団で行う作業を行っている時の一人当たりのパフォーマンス(力の入れ具合)を数値化し、一人で作業している場合と、2人、3人と複数人数で作業している場合とを見比べました。

その結果、人数が増えるごとに1人当たりのパフォーマンス(貢献度)の数値は減っていき、8人で作業している時は1人で作業している時の半分以下の数値になったのです。この実検で、人は誰かと作業を共に行うと手抜きをする傾向があることが証明されました。

 

リンゲルマン効果から言えること

リンゲルマン効果から言えること

リンゲルマン効果から言えることは、集団で作業を行う際は、一人当たりの生産性をできるだけ下げない方法を取らなければならないということです。例えば、何かを作る作業であれば、みんなで同じ事をせずにパートに分けて1人1人の作業に責任を持って担当してもらうようにすると良いということが言えます。

このように、リンゲルマン効果を知っていれば、できるだけ防ぐような対策が可能になります。特に複数の人数をまとめるリーダー的存在の方は、このことをよく理解して実践できるようになった方が良いと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。聞いてみると当たり前のように感じるかもしれませんが、実際に効果を理解して対策を取ることができるようになると、生活のいろいろな部分で応用ができます。このように、心理学と人間の様々な行動の傾向を学ぶことで、生活や社会でのいろいろな場面で有利に立つことができるでしょう。リンゲルマン効果に限らず、ぜひ心理学について理解を深めておきましょう!

 

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