目標設定とその理論を知り、モチベーションを保ち続けよう

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目標設定とその理論を知り、モチベーションを保ち続けよう

仕事でもスポーツでも趣味でも、その課程というのは単純作業だったり、きつい筋トレだったり単調な反復練習だったり、辛いことが多いものです。しかしそれをきちんとやった人とそうでない人とでは、将来において大きな違いが出てきます。辛い作業・練習を続けられるか途中で投げ出してしまうかは、その人のモチベーションにかかっています。そしてモチベーションを持ち続けるために必要なことのひとつに、目標設定というものがあります。

今回は、アメリカの心理学者・エドウィン・ロックが提唱した、モチベーションの違いは目標設定の違いによってもたらされる、という理論について見て行きたいと思います。

 

1.高い目標の方が良い

高い目標の方が良い

ロックの研究によると、目標は高い方が良いという結論が出ています。ただしこれには一つの条件があり、目標を本人が本心から受け入れていなければなりません。無理に押しつけられた高い目標は、むしろ弊害となります。本人が心底納得した目標であれば、高いモチベーションが維持されて、努力の質や量、持続性までもが高まります。

 

2.具体的な目標が良い

具体的な目標が良い

目標は明確で具体性を持っている方が良いでしょう。何のための仕事なのか、達成したときに何が得られるのか、それらが明確なときは辛い仕事や練習を続けるモチベーションになります。できるときにやっておけ、という指示ではモチベーションは上がりません。それはやらなくていい仕事と同じです。いつ注文が来るのかわからない原稿を書くのは辛い作業ですが、いつまでに原稿を提出しろという具体的な目標があれば頑張ることもできます。

また、どのくらいやるかも重要です。腹筋100回なら頑張れても、できるだけやれ、ではモチベーションは雨散霧消してしまいます。

さらに、あまりに遠い先の目標では意味がありません。4年後の五輪のために、では遠い先のことなのでモチベーションは上がりにくいのです。来年の甲子園に向けて、でも同じことが言えるでしょう。しかし来月のインターハイ予選のためとか、彼女が応援に来てくれる来週の対外試合のため、というのであればモチベーションも上がります。最終的に五輪出場を狙うにしても、その前にあるもっと小さな大会や試合を目標にした方がモチベーションは上がりやすいのです。

 

3.ドラッカーの目標管理

ドラッカーの目標管理

2010年に大ヒットした「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本を読んだことがある方もいらっしゃるかと思います。「もしドラ」という略称まで生まれ、2010年の流行語大賞候補になりました。また映画やアニメまで作られました。「マネジメント」という本の著者であるドラッカーの理論は、このロックの目標管理がベースになっています。以下、ドラッカーの言葉を引用してみます。

「目標は絶対的なものではなく、方向を示すものである。
命令されるものではなく自ら設定するものである。
未来を決めるものではなく、未来を作るために資源とエネルギーを動員するためのものである」

ドラッカーのこの目標管理には、間違った方向への生産目標を設定すると低品質に繋がるなどの批判も多くあります。しかし目標を設定するということは大切だ、という意見に対する批判はないようです。今の自分を省みて何も具体的な目標を持ってないと思ったのであれば、かの女子高生がやったように、まずは目標を立ててみるというところから始めてみてはいかがでしょうか。新しい未来が見えてくるかも知れません。

 

4.まとめ

モチベーションを上げるには、自分が納得の行く範囲でなるべく高い目標を持つこと。そして目標は具体的であることが良いでしょう。しかし、あまり遠い先のことを目標にしてしまうと逆効果になってしまいますので注意が必要です。

 

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