認知心理学ってどんなもの?長所と短所の認知の仕組みを学ぶ

この記事は2分で読めます

認知心理学ってどんなもの?長所と短所の認知の仕組みを学ぶ

「人の心の動きが読めたらいいのにな」と思ったことはありませんか?心理学は人間の心理の動きや心理現象を研究する学問であるため、心理学の知識を日常生活やビジネスに活かそうと発展させることも出来ます。しかし、心理学は研究テーマや分野の違いによって細かく分かれています。それでは、認知心理学とはどのような心理学なのでしょうか。今回は、認知心理学についてお話します。

 

認知心理学とは、どのような心理学なのか

認知心理学とは、どのような心理学なのか

まずは、認知心理学の概要について学びましょう。認知心理学は、情報処理の観点から認知活動を研究する学問です。研究対象となるのは、人間の知覚、理解、記憶、思考、学習などの認知機能であり、脳科学、神経心理学、情報科学、言語学、計算機科学などの学問とも関わるため、認知科学と呼ばれることもあります。実験においても、他の学問との関わりにより、人間の行動観察だけに留まらず、コンピューターの処理モデルなどを用いるケースもあります。

 

認知心理学から長所と短所を見る~実験~

認知心理学から長所と短所を見る~実験~

認知心理学は認知活動を研究するということをお話しましたが、それだけでは漠然としていて、認知心理学を理解できないこともあるでしょう。そこで、私達にとって身近なものを認知心理学的に見てみましょう。

誰にでも長所と短所があります。履歴書などには自分自身で自己分析をして長所と短所を記入する欄もあります。長所と短所は自分に対する認知ですが、自分自身の長所と短所への認知は他者への認知にも影響することがあります。ある実験では、被験者に自分自身の長所と短所について回答してもらい、それとは別に親しい友人の性格について回答してもらうという形で実験を行いました。この実験では、どのようなことが判明したのでしょうか。

 

認知心理学から長所と短所を見る~結果と考察~

認知心理学から長所と短所を見る~結果と考察~

前述した実験の結果をまず述べましょう。被験者は親しい友人の性格を答える際に、短所として捉えられるような回答を避け、長所として捉えられる回答を用いることが多いという結果が出ました。また、長所の内容を見ると、被験者が答えた自分自身の長所と類似した性質が多いという結果になりました。

この結果は、対人認知に自尊心の維持が影響していることを示しています。自分が親しくしている友人だからこそ長所的な評価をし、自然と自尊心を守るために自分の長所と類似した回答をしていると考えられるのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

認知心理学は情報処理の観点から認知活動を研究する学問であり、脳科学、神経心理学、情報科学などの学問とも関わるため、認知科学と呼ばれることもあります。認知心理学は難しそうなイメージもあるかもしれません。しかし、私達は生活の中で様々なものを認知しており、自然に起こっている認知は認知心理学によって仕組みを明らかにすることも出来るのです。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. メラビアンの法則を学ぶ~メラビアンの法則と第一印象を良くするためのヒント~
  2. NLP資格を取得するということ
  3. カリギュラ効果をあなたも経験しているかもしれない!例と実験から学ぶカリギュラ効果
  4. 経営心理学とはどのような学問か?ビジネスをもっと効率的にしよう!
  5. アドラー心理学は日常にも使える!子育てで実践できる心理テクニック
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.