社会心理学とは何か!例やテーマを用いて学ぼう

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社会心理学とは何か!例やテーマを用いて学ぼう

私達は個人ですが、個人が集まることで社会が形成されています。そのため、私達は社会の中で生きているとも言えます。私生活、職場、学校など、社会で生活をしている時には、社会の中で生きているからこそ起こる心理現象が私達の心で起こります。そんな心理現象を学ぶならば、社会心理学が適しています。今回は、例やテーマを取り上げながら社会心理学についてお話します。

 

社会心理学とはどのような心理学なのか

社会心理学とはどのような心理学なのか

まず、社会心理学の研究対象など、その概要について知りましょう。社会心理学は、個人に対する社会活動や相互的影響関係を科学的に研究する心理学です。研究をするためには、社会と個人の関係性を見なければならないため、社会における個人の心理学とも見ることが出来ます。

 

社会心理学の例~監獄の実験~

社会心理学の例~監獄の実験~

それでは、社会心理学ではどのような手段で、どのような現象を研究するのでしょうか。ここでは、実際に行われた実験を元に社会心理学の研究についてお話します。監獄は罪を犯した者が収容され、その警備にあたるのは看守の役割です。スタンフォード大学では1971年に監獄を元にした実験が行われました。この実験では、学生達を囚人役と看守役に分けて、監獄のような状況で過ごさせました。どちらの立場も本物ではなく学生なのですが、時間が経過すると看守役の学生達は囚人役の学生達を本当の囚人を扱うように振る舞い始めました。

この実験は危険だと判断されて中断されましたが、この実験により、特定の状況が人々の心理を変えてしまうという結論が出されました。

 

社会心理学の例~傍観者効果とリンゲルマン効果~

社会心理学の例~傍観者効果とリンゲルマン効果~

社会という集団の中にいるからこそ働く心理には、私達の心の中で自然に起こっている現象もあります。例えば、傍観者効果とリンゲルマン効果です。この二つは仕組みが似た効果です。

傍観者効果は、目の前で何かが起こったとしても他にもその事象を目撃している人がいる可能性を感じることで「誰かが何かしてくれるだろう」と自分自身は行動を起こさなくなる現象です。

リンゲルマン効果は、集団で一つのことに取り組む際に「他の人が何とかしてくれるだろう」と集団の人数が増えるほど手抜きをしてしまう心理現象です。これらの現象は個人が集合する社会や集団の中という状況だからこそ起こる心理現象です。そして、社会や集団の中にいれば、誰でもこうした心理現象を起こす可能性があると言えます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

社会心理学は、個人に対する社会活動や相互的影響関係を科学的に研究する心理学であり、社会における個人の心理学でもあります。人間は様々な心理現象を自然に引き起こすものですが、社会や集団の中にいることで引き起こされる心理現象や効果は社会心理学の研究対象となります。

 

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